玲子はぱっと見四十代前半の美熟女だった。
芸能人でいえば亡くなった川島なお美に風貌が似ていた。
顔面を見るなり一発ヤリたくなるようなオーラと雰囲気を醸し出していた。
彼女との出会いはPCMAX(18禁)だった。
男性の着物のブローカーを生業にしていた当時の私は閑散期で無為に日常を送っていた。
そんな折、PCMAX(18禁)掲示板で「薬剤師40~45」というキーワードが気になりコンタクトをしてみた。
すぐに連絡先はつながり、出会い系サイトを通して話し合うようになった。
いま思えば、最初は互いに一身上の都合をぼかしてストレートな会話を拒んでいたかのように思える。
玲子は自分には夫があり、そしてセフレがいる、ということを自慢するかのように空吹いていた。
ネット上のやり取りでどうせ終わるであろうことを、経験上知っていた私は適当に話を受け流して初回の会話を終えた。
それからも週イチペースでひと月ほど彼女とは連絡を取り合っていた。
別にこれといった話もなく、飼っている犬の話や好きなカウンターカルチャーの話に明け暮れるのがせいぜいだった。
そんな折、私は猥褻図画電磁媒体販売目的所持の罪、つまりは裏DVDを売る目的で所持していたことで逮捕された。
話しの顛末はこうだ。
着物のブローカーだけでは食っていけないので、エロビデオの撮影・販売の会社を経営していた私は、やはりネット上で知り合った三十代のメンヘラ男を使ってネットオークションでエロDVDを売らせていた。
行政書士の資格を持つインテリではあったが、商売は下手でどうにもならない男だった。
この石川という男がまず最初にガサ入れを食らい、私のことを歌ったというわけだ。
共同正犯という形で捕まった私は警視庁湾岸所に三週間留置されたうえで起訴猶予で留置を後にした。
アパートに帰った私をまず迎えてくれたのが、玲子からの帯だしい数のチャットだった。
私はすぐに彼女に連絡を取った。そして事の顛末を詳らかにした。
一度会ってほしい、と玲子に言われた。
私はもちろん暇を持て余していたから快諾した。
すると唐突に、玲子は媚薬の話をし始めた。
なんでもそれを飲み物に入れると気持ちが楽になるらしい。
私も二十代のころに一度だけ媚薬の経験があったのでそれに近いものなのかと予想していた。
そして玲子はいつ何日に媚薬を持って訪れると約束した。
玲子は当日、美容院に赴き身なりを整えたうえで私の部屋に訪れた。
生で見ると確かに彼女は美熟女だった。
夫と出かけた海外旅行で買ったお土産をくれた玲子は早速例の媚薬をハンドバッグの中から取り出した。
すると、ウィスキーに2~3滴ほどたらした。
彼女もコーヒーに2~3滴いれていたようだ。
するとしばらくして妙に世の中が変わり始めた。わけもなく面白く、彼女が無性に抱きたくなった。
私と玲子は意思疎通の取れない会話でしばし打ち解けた。そして彼女が言った。
「下着脱がせて」
待ってましたとばかり私は玲子の来ていた洋服を脱がし、夫のいる身分と知りつつ背徳的なきぶんのうちに、彼女を丸裸にしてベッドへ誘った。
スレンダーで貧乳な玲子は年を取った少女に見えた。
私は乳房を吸いながら股間を屹立させた。
そして秘部に唇をあずけ粘着質なくらいに嘗め回った。
若い子好きな私としては、こんな五十路に手が届こうとしている女性の毛並みの薄いおまんこを舐めるなんて考えられなかったが、これも媚薬のもたらした効能なのだろうと自分を納得させた。
最後に射精したころにはすっかり媚薬の効きはなくなっていた。
素面に戻ると照れあうように二人は接吻を交わし、余っていた飲み物を飲み始めた
この一件で私もすっかり媚薬にハマってしまった。
私と玲子はその後も逢瀬を続けたが、世間でたびたび生じるドラッグから身の事件で、販売店は縮小し、入手が困難になっていった。
一方で、玲子は媚薬では満足できず、海外へ出かけては吸引可能な土地で合法ドラッグを吸引していたようだ。
ある日もアムステルダムから電話があった。
彼女は医療大麻解禁を目指して活動している、などとうそぶいていたが、結局は自分が楽しみたいだけだろう。
そんな彼女に当時逮捕された高樹沙耶の面影がクロッシングして、うんざりしてきた。
ブスは三日で慣れるが、美人は三日で飽きるの譬通り、私は玲子に興ざめしていた。
そもそも私の言えたことではないが、夫のある身で他の男に抱かれる、ましてセフレまでいるなんて都合のいい女は信じられない。
最近はかからなくなってきたが、そんな彼女からの電話には応答しなくなった。
そしてわが身勝手の私は彼女から足を洗ったのだった。
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